代表からHPの日程更新を任されたのをキッカケに勝手にコラム欄を作成し“美ら唄倶楽部HPをハック中“の‘’さと‘’です。
 
三線体験教室って?
 
よく、沖縄の那覇や離島などにいくと、よく目につく「三線体験教室」
1時間とかで「島唄」とか「花」とか1曲ひけま〜す!というキャッチーなコピー。
1時間で1曲弾けるってことは、6時間で6曲か〜、そうすると24時間で24曲も弾けるんだねー!という突っ込みはどでもよく
今日から三線デビュー、癒しの音色を奏でやろうじゃない‼︎ってなもんで、アタシが三線を始めたキッカケも三線体験教室です。
 
そして美ら唄サークルの仲間もやはり沖縄に行って体験教室を経験して、マイ三線を購入し本格的に始めた方も多いように思います。
 因みに来年(2019年)に会社の創立120周年記念の沖縄旅行が開催されるので、その時の宴会の出し物の一環として「東京支店の出し物は、沖縄三線だぜ‼️」という支店長命令のもとサークルに参加している方もいらっしゃいます。(Sさんはまだ数ヶ月ですが、「童神」や中島みゆきさんの「糸」などを披露してくれます。)
 
回想録2014年@石垣島
 もうこれで3回目の石垣、概ね観光地として見るべきところは見尽くした感もあり、最終日の午後は時間を持て余していた。
飛行機のフライトは夕方6時過ぎ、石垣中心部の大川地区からレンタカーを返す時間を考えれば、夕方4時頃迄には十分時間がある。
と言う事で、この際、是非やってみたかった三線体験でもしてみようじやーないか!!っていう事で、旅行会社やレンタカー屋でもらった観光案内をたよりに電話をかける。
「これから体験教室に伺いたのですが、大丈夫でしょうか?」
「ハイ。大丈夫ですよ、では2時に来てください」というところから三線教室場所へ向かった。
 
 三線体験教室は八重山民謡の師範の先生のご自宅である。チャイムを鳴らし玄関からカワイイネコちゃんに迎えられ、玄関から稽古場である畳の部屋に通される。
 
中を見渡すと何本もの三線が壁やスタンドに立て掛けてあり、中には無造作に畳に転がって置いてあるものもある。
 
「三線の音って癒しだよな〜♪とかフン♪フン♪癒して貰おうじゃないの♫ってなもんで、
先生がタン・タン・タ〜ンとチンダミ(いわゆる調弦ってやつね(..))を行います。
「お〜!!お〜!!いい感じ‼️いい感じ‼️」(アンタ弾いてないから)
 弾く前から‘’ワクワク感‘’が否が応にも止まらない、テンション上がりまくり、堪りませーーン。
 
先生からおもむろに三線の勘所図、チューリップと花の工工四(クンクンシと読むのね)のプリントをわたされます。
勘所というのは弦を抑える場所ね。そして工工四とは、曲の三線の勘所が書いてある要は、三線楽譜の事ね。
 
調弦を終えた三線を先生から渡され、爪、所謂バチをつける。「アタシの人差し指はちょい太めなので、チト痛いナー」などと思いつつ、先生がご自分の三線で見本を。
 
指で弦のどこも抑えない開放弦 合(ド)、四(ファ)、工(ド)をタン・タン・ターンとと手本をみせてくれる。
そして、弦の上から下の弦で止めるよう押し下げて弾くのが基本ということを教わる。
先生の三線からは、いとも簡単に綺麗な音色が流れてくる。(そりゃそうだ、師範だもん‼︎)
 
「よし!アタシもタン・タン・ターンといってみようじゃないか(^_^)/」
それ「ヴィ・ビッ・ヴィーいNN」(音を再現)( ゚д゚)ハッ!
は➖?。何⁇何⁇何が起こった?(・。・;
「おい、おい、癒し音色はどこに行ったんだい❕」という遠くで神さまの声が……
タン・タン・ターンではなく「デッ・デッ・デッ」ってなんだよ、デッ❕とかゔぃ❕とか。
開放弦完全になめてました。(; ̄ェ ̄)要はバチ使いか。
 
 
一方で、今まで触ったことのない楽器に触れ、音が出せたってことだけでも、超感動もんですよ…(*´∀`*)。
 赤ちゃんの時、初めて自分の足で立てたときの喜びってなもんです!赤ちゃんの時覚えてないけどね(ー ー;)
 
実際今、開放弦ひいても、何の感動を呼び起こすことはないけど、一番最初に触った時は、開放弦の音にこんなに感動してたのね〜って改めて思い出しましわ。
 
開放弦を一通り終えると、その後は男弦の乙(レ)、老(ミ)、中弦の中(ソ)、尺(ラ)と抑える場所をおしえてもらう。
それに伴い、更にしっかりした綺麗な音色を出すことは困難な状態に。(ー ー;)
 
ひと通り勘所を教えてもらうと、今度は童謡「ちゅーりっぷ」(もしかしたらキラキラ星だったかな?)に挑戦だー。(チューリップはほぼドレミでひけるから恐らくチューリップだろう)
こうして、自主練時間に突入、各自勝手に音を出していきます。
 
その後、「花〜すべての人の心に花を」を先生と一緒に弾いていく。
唄もち(前奏)あたりは何とかなるが、しばらくすると目と手と頭が混線しまくってくる。
 一緒に体験教室に参加していたうら若き女性3人組の一人だったか二人だったかは、何とか中盤以降も何とかついて行く。それを見て、チョイ悔しい………何故、できない(`´)自分に腹たち状態である!
 
とはいえ、「マッしゃーないか〜」と半分諦めモードである事も確か。
そう、アタシは子供の頃から母に「あんたは不器用だからね〜」と言われながら育った子供なのでした。(; ̄ェ ̄)
 
約一時間半というアタシの三線初体験(この日以降は初体験は絶対に経験出来ないことだけど、当たり前か。)、チューリップの音を出して花の音を少し出せた(弾けるとは程遠い)と言うことで幕を閉じたのである。・・・・・・・・・・・
 
 音を出す事を弾けることだと定義づけるとすれば、体験教室の‘’一曲引けます‘’と言うキャッチャーなコピーもあながち間違ってはいないかと思う今日この頃である。(但し、アタシのような不器用者を除きますがね)
 
 そして三線をやり始めるようになると、三線を弾きながら唄を唄わなければならないという、とてつもなく高いハードルがすぐ間近に待っている事をこの時は知るよしもありませんでしたけどね。
 
 
 このような体験は三線だけでなく、全ての体験や経験に当てはまる事だとおもいます。
 最初から簡単だったぜ〜〜という人が居たら、その方は天才か、身のほど知らずのどちらかだと思います。
 
 仲間とも「最初なんかマトモに音出せなかったよねー、まして唄と三線を一緒になんてとても考えられなかったよねー」てな話をすることがあります。とっ、ま〜、ダメダメ自慢をしてる訳である。
(本音は、その時に比べ上達したね!ってお互い言い合いたいってか〜〜ϵ( 'Θ' )϶)(^ ^)
 
 沖縄に旅行する予定がある、また、
三線に興味がある、癒しの音色を奏でたい、聴きたいと思っている方は、三線体験教室に行って見ることを是非、オススメします。
 
 今まで、やった事がない、出来なかった事が出来るようになるってとても素晴らしい事だと思いません?
きっと素敵な経験ができるかと‼
 
その先には、もっとディープな世界が待ち受けてますけど。
 
コラム担当さと(๑˙❥˙๑)
 
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