2018/6/13
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休符を弾く⁈⁉ 語るように唄う⁈⁉① |
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美ら唄メンバーのさとです。 アタシは今度の七夕、下北沢でKさん(ショーンKではない)のトークライブで、3年ほど前にauのCMでブレイクした「海の声」の三線パートをお手伝いすることになった。 Kさんは、アタシのギターの師匠(実はアタシはギターのレッスンも受けているのだ)の一番弟子ともいうべき存在である。本職は唄えるカウンセラーである。 年齢は半世紀チョイ超えでアタシよりチョイと若いくらいだが、見た目では、実年齢以上に差が広がるのはなぜなんだろうか? 因みにアタシのギターの師匠は、寺尾聰、ブレッド&バターのサポートを経て、1986年に劇場版タッチの主題歌「背番号のないエース」でヒットをとばしたラフ&レディとして、あのザ・ベストテンにも出演し、黒柳徹子に結構なタメ口をきき(ゆyoutubeでみれます、若かったので俺らミュージシャン、歌謡曲なんてという思いもあって結構、突っ張っていたようです。)その後、93年にヒューイルイス&ザニュースのレコーディングセッションに参加、その後TV等の制作プロデューサー、制作側になったという、業界では名の知れた人である。 また、師匠の師匠とはというと、昭和歌謡には欠かせない大物アーティストのセッションギタリスト、フュージョンギタリストとして名を馳せた、今は亡き松原正樹氏なのである。(代表的な曲としては冷たい雨、中央フリーウェイ、さよならの向う側、北ウィング、瞳はダイヤモンド……など昭和生まれであれば、知らない曲は無いくらいのレコーディングに携わっている。また、今剛、井上鑑、林立夫等と組んだPRACHUTE(パラシュート)は伝説のフュージョンバンドと言われている) アタシの習う音楽教室の名は弦友堂という。そのコンセプトは「初心者、中高年のための音楽教室」(ギター、作曲、ライブ)である。まるで、どこかの三線サークルと同じなのである。 実は、このコンセプトで行う〝きっかけ”となったのが、このKさんなのである。 塾長(師匠だと三線の師匠と紛らわしいので、弦友堂のHPで使われている“塾長”と呼ぼう)は数年前ごろまでは、ギターでいえば中級者以上のプロ志望の若者、唄、作曲などであれば事務所から依頼され、これから売り出す歌手の卵達などをメインに指導を行っていたのだそうである… ちなみに弦友堂には90分間の初回無料カウンセリング&レッスンが存在する。そのレッスン申込フォームに、どんなことがしたいかのを記載する欄がある。 そのレッスン希望欄にやりたい音楽や曲を書いて送信すると、塾長から返信メールが来て、もう少し詳細なやりとりした上、無料レッスンを行うのである。。。 数年程前、Kさんがレッスン希望のメールを送ったのかその後のやり取りで言ったのかは定かではないのだが、「シンガーソングライターとして自分のライブ、ステージをやりたい❗️‼️」との希望をしたらしい。 なお、この時のKさんの推定年齢は約50である。 塾長「ギター経験は?」 Kさん「さわったことありません( ・`ー・´) + キリッ 塾長「作曲経験は?」 Kさん「やったことありません( ・`ー・´) + キリッ .... まさにズブの素人だったそうなのである。 塾長、最初は???????状態、状況をよく飲み込めなかったらしい。というのは推測だが。 一方、50になってまで、全くの初心者でライブやりたい!といってきた‘’中高年男‘’にとても興味を持ったそうである。 その後Kさんは、月1〜2回のペースでレッスンを重ね、なんと❓❗ 1年も経たないうちにあれよあれよ間に自作の曲を引っさげ、銀座にある有名老舗ライブハウスTACT(タクト)でライブを敢行したのである。※弦友堂のHPで閲覧できます なお、つい先日は「音楽チャンプ」というテレ朝の歌手デビュー企画番組の、ちょー辛口審査員である声楽家の菅井先生にレッスン希望メールを送り、個人レッスンを実現させてしまったという抜群の行動力を示す猛者である。 Kさん曰く「菅井先生もどうも変な奴だと思って、人間に興味持ってくれたって言ってました、ハハハハ‼」 ですと。 もとい、当初ギターのプロ志望の若者やこれから歌手デビューの若者を教えていた塾長は常々、世代間ギャップを感じでいたそうである。 例えばビートルズ?聞いたことありません!とかスティービー・ワンダー?誰ですか?というような事が何度もあったらしい。とか、中級以上のギタリスト志望の若者たち、テレビゲームの攻略本影響か、ギターも上手くなる攻略法があるはずとの思いこみがあるのだそう。 所謂近道ってやつ。近道は無い❗️と言っても信用しないそうなのである。etc Kさんを指導し始めるとヘンなクセがついていない。当たり前か〜! 初心者故の指導のし易さに加えて、同年代だからこそわかる、こんな感じ、誰々のあの曲とか、ニュアンスでわかってしまう意思疎通のしやすさを感じたそうである。 そしてKさんを一番弟子として「中高年、初心者のための音楽指導」に軸足を切りかえたのだそうである。 続く |
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