2018/5/29

第623回特別サークル②(5月29日)

 
第623回 ①からの続き
 
飲みきれないほどの酒を平らげ、座は更に盛り上がっていく。
もう、ほとんどただの酔っ払いの集まり、只の宴会である。(+o+)

 場が相当な盛り上がりを見せる中、居酒屋にしては、調理場所のないやけに小さいバックヤード(当たり前か、いつもは高級ヘアサロンだからね)のほうから店主の”えむちゃん”がアタシのことを呼んでいる。
呼ばれるままに行ってみると、バックヤードの中には漢がひとり。
 
 この漢、"オカちゃん”は300年ほどさかのぼれば、あの長谷川平蔵が統括している、”火付盗賊改方”か”め組”かどうかはわからないが、今は大手町詰めの由緒正しい”筋”の漢である。
 一方で、いつも火を消しまくっているため、火の粉が降リ続けているのか、完全に消火に至ってないのかは解らないが、たまに自分も燃え上がってしまうというファンキーな一面ももっているという噂である。
 
 そのオカちゃんが袋から何か取り出しアタシに渡す「??何これ??」
 袋の中には透明なチューブが3本。白、赤、黒の絵の具のようである。
そしてもう一度、アタシはオカちゃんにその真意探るべく視線を向ける。 
「これはメイク道具!」
そう!!よく沖縄の宴会で見かけるあのバカ殿(チョンダラ?とかいうらしい)のメイク道具ではないか

(;゚Д゚)
 もしかしてそれ、アタシにもやれってこと??????白髪が結構目立ち始めて、もう間もなくアラ60ageの定年間際のアタシにやれと?・・(;゚Д゚)
 
 オカちゃん曰く「昨日、夜中の1時30頃ドンキで買ってきたんですよ(*´∀`*)」と笑顔で答える。(おいおい!みんな寝てる時間だぞ~、ドンキ24時間やってるけど、普通行くか!?コイツは本当にア●なのではないだろうか??)
 
「イトさんを気持良く送って上げたいから、なんか考えていたんですよね~!!(^o^)」
 
(おーそうきたか~??素晴らしい!!とても素敵な思考を持つ漢である。伊達に大手町に詰めをしてない。アタシは胸をうたれましたね~。アンタの心意気に惚れましたヨ。
「よし!一緒にやろうじゃないか!!」
 
コトさんが持っている化粧パフでまずはオカちゃんがコトさんにガンガン顔をぬりたくってもらう。
更に、唇は「ジョーカーのように口角上げてね!!よろしくね!」などと注文している。
そして今度はアタシの番である。ドーランが目に入り痛い。メチャクチャ垂れてくるではないか('Д')何回か、白いベースを塗り重ねる。
そして、アタシは葛飾署のリョウさんのように眉を一本眉に注文。(ナンダカンダいって楽しんでんじゃない!のという声がきこえてきそうであるが、こういう時は楽しんだが勝ちであるというのがアタシの信条!でもないか。)
化粧が終了。改めてお互いに見るとメチャ可笑しい!!お互い顔を見合わせ大笑い
 
そして、いざざ出陣!!
会場に入ると、最初はみんな唖然(・・)としている、その後大爆笑の渦!

特にナカジさんがアタシの脇の後ろのほうから、気が付かずフと振り向く!(後ろ姿は普通のサラリーマン姿なので、特に油断していたのか、顔を合わせた瞬間、最初は何が起こった!あまりにもビックリした顔、こちらがビックリしましたよ。(;゚Д゚)(;゚Д゚)
 
そしてイトーさんを中心にカチャーシーへと突入。仲順流り~クダカ~安里やユンタ~
禁断(本当に禁断)の唐船ドーイ、ヒヤミカチと大盛り上がりと相成りました。
 
場がひと段落した後は、情け唄系タイムへ突入です。もう本当にただの飲み屋状態です。
 
刻も23時をすぎ、翌日があるため帰宅する人、そのまま談笑している人と分かれながら、銀座の夜はふけていったと。
まーいつもどおりといえば、いつもどおりの美ら唄サークルの特別会でした。
 
以上、第623回のサークル活動報告でした。
 
えー、自分の名前を出すなという方はご連絡くださいね
 
 
 
 
 
 
 
 
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