2018/5/26
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第32回 民謡研究所課題曲 |
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ちゅら唄めんばーの”さと”です。 現在美ら唄HPをハック中なのである‼️ 今日は、サークルではなく、民謡研究所の練習ではない稽古の状況をお伝えすることにする。 アタシは「民謡研究所のHPでは、品格も問われるため、余り下らないことも書けない」と十分にTPOをわきまえているのである。記者会見で不評を買ってしまうような上から目線ではないのである。十分上から目線だからという雑音がきこえそうだが、そんなことはどおでもいい。 さて、今日は、2018年5月26日(土)。正に五月晴れというより、夏の晴れ間と言って良いほどの気候である。 今日で、津派流恒月会和光隆信民謡研究所の稽古も第32回を迎える。 和光隆信民謡研究所のHPを確認すると判るのだが、我々の師匠である和光隆信が 津波流東京支部として津波恒英師匠より承認を受けたのは2016年5月。そしてそれに伴い「琉球民謡津波流 恒月会 和光隆信民謡研究所」を設立したのは、2016年の6月であるので、ほぼ丸2年が経過しようとしている。 けっこう年日が経つのは早いものだ。これも歳を取ったせいか? まー、5歳の時の1年が人生の5分の1だとすると、50歳の時の1年は人生の50分の1でしかない。当たり前か。 今日の稽古も午後2時からである。 約30分程度、各自で喉を開けることになる(喉を開けるといっても、ドリルで穴を開けるのでもなく、‘‘当たり前だ” 只、‘’ポカーン‘’と天才バカボンのように口を開けてヨダレをたれながすのでもない。)要は、各自声出しを行い、ノドの調子を温め、本当に温まるどうかは不明だ、高音対応できるべく、ウォーミングアップをおこなうのである。 30分位すると、全体でちんだみ(調弦)をおこなう。全員で合奏する場合には、ちんだみがかなり重要なのである。 三線は、同じ物、音がでるものは、ひとつとして存在しないのだが、きちんとしたちんだみを行うと、他人の三線の音と自分の三線に、自分の三線の音が他人の三線にシンクロするわけである。 (因みに自分の三線を弾かずに、チーガ(太鼓)の皮の部分を軽く触り、他の人に三線を弾いてもらうと、自分の三線の皮が震動していることがわかる) 先ずは、「結び歌心」の合奏からはじまる。 「結び歌心」は津波恒英師匠が作曲した、とても合奏がよく似合うとてもカッコいい曲である。 更にいえば、津波流の会歌?会歌だっっけな⁇ であるからして、この唄が出来なくては、津波流の門下生とはいえないのである。 ちんだみは、男弦B、中弦E、女弦Bの本調子である。 タン・タン・タ タ タ〜〜・タン・タン、タン・タン・タタタ〜・タン ここは、「研究所」であるからにして、唄譜どおりに唄わなければらならいのである。 チムアワチィーヒチュールーと歌いだすのだが、チとヒの唄譜が三線の音と異なるわけである。 当然、三線の音に引きずられることがあることや、タメ(いわゆる間)をつくるところがあるわけである。 このような間と三線と異なる音で唄うところが一曲のうちにいくつもでてくるのである。 また、関東で生まれた人間は濁音を鼻濁音(ガであれば、ンガと)で発声するそうだ、関西以西(当然沖縄も)ははっきりとgaと濁音を発声するようだ。 なので、沖縄の先生達にとってみると、結構この鼻濁音が気になるので、鼻濁音にならないようあえて意識しながらうたわなければならない。 さらにいうと、滑舌をはっきり発音すること、低い音はけっこう強めに発音するなど、 留意点がいくつもあるのである。 ひととおり、合奏を終えると一人づつ、唄ってコメントを受けることになるのである。 このようなテーマで研究所の会はすすんでいくのである。 【現在の課題曲】 結び歌心(本調子) 永良部シュンサミ(本調子) 永良部百合の花(本調子) ゆたから節(三下げ~情け唄の練習) 石くびり (三下げ~情け唄の練習) |
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