三線サークル 美ら唄倶楽部

みなさんこんにちは
メンバーの黒崎です。

 No.8もコメントありがとうございました。

(折田さん)
 鹿児島弁も本気でしゃべられるとまったく分かりませんでした(笑)

(石井さん)
 桜島の火山灰さえが降らなければ、温泉、県民性、食べ物など最高の街でしたよ。

(岡戸さん)
 ホント、奥が深いです。
 深すぎて、こんなに長く続けるとは思ってもいませんでした。

(みさきさん)(内田さん)
 内田さんのコメントにあるように、八丈島と大東島の言葉が同じってのも驚きです。
 もともと無人島だった大東島に、明治時代に八丈島から開拓団が入植したらしいです。
 飛行機もない時代に、昔の人はすごいですね!

(伊藤さん)
 私はまだ「聞かせる」レベルには程遠いです。
 アマチュアですからジコチューで楽しんでますが・・(笑)

 さて、今回は、「マイ三線買っちゃった!」の話です。

 今、自宅には六線を含めて4丁、美ら唄の事務所に1丁の三線を保有していますが、これは13年ほど前に沖縄で初めて買った「三線1号くん」の話。
 今は後輩に譲ってしまい手元にありませんが、失敗だらけでとても思い出深い1丁でした。

 ところで、みなさん、三線の数え方って知ってますか?
「本(ほん)」?、「棹(さお)」?、「竿(さお)」?、「挺(ちょう)」?、「丁(ちょう)」?・・結局、何でも良いようです(笑)

 今でこそ、自分の周りにはたくさんの三線仲間がいて、インターネットやネット通販・個人売買が発達して、購入前の情報収集や購入金額の比較検討もやりやすくなりましたが、当時はそのような環境ではありませんでした。

 まだ三線も習いたてで何の知識もなかったのですが、当時教えてくれていた先生の紹介で沖縄のとある三線店で購入することにしました。
 当然、先生が一緒についてきてくれるものと思っていましたが、古典音楽だけでなく琉球舞踊もやられていた方でしたので、休日はとても忙しく、結局一人で行くことになりました。

 それでは、購入時の店主と私のやりとりです。

(黒崎)
 あの~、○○先生からの紹介で来たんですけど・・・
(店主)
 どうぞ、見ていって下さい。私は奥で作業していますから、分からないことがあったら声をかけてくださいね。
(黒崎の心の声)
 いや、見ていけって言われても・・・
 買いに来たんですけど・・・
 しかも、分からないことだらけなんですけど・・・(汗)
 それにしても、色々あるんだなぁ・・・
 棹が黒いのやら赤っぽいのやら・・・
 ガラスケースに入っているのって値札もついてないけど見るからに高そうだなぁ・・・
(店主)
 お茶でもどうぞ・・・良いのがありましたか?
(黒崎)
 すみません、初心者なもので・・・
(黒崎の心の声)
 うわっ!お茶ぬるい!しかも異様に茶色い!
(店主)
 ご予算とかありますか?
(黒崎の心の声)
 おぉ!よくぞ聞いてくれました。先生には値段が高ければそれなりに良いものもあるけれど、初めての時には3~5万円程度のもので良いんじゃない?」って言われてたから、出来れば3万円台、高くても5万円以下がいいなぁ・・・
(店主)
 これなんか良いですよ。棹は輸入モノだけど沖縄の三線職人さんが手を加えていますから良く鳴ります。5万円で良いですよ。
(黒崎の心の声)
 ゲッ!このひと心が読めるの?それとも初心者って言ったから5万円のを勧めたの?
 へぇ~!三線って「鳴る」っていうんだ?
 外国産?三線って沖縄で作ってるんじゃないの?大丈夫かなぁ?
 5万円でイイってことは「ホントはもっと高いけどオマケしてるってこと?
 それにしても、三線ってこんなに小さかったっけ?
※そのときには子供用か?と真剣に思った。
(黒崎)
 三線の大きさってみんな同じですか?
 ※子供用ですか?なんて聞けないし・・・
(店主)
 型は色々ありますが大きさはほとんど同じですよ。それは真壁といって最もよく出ている(売れている)型です。
(黒崎の心の声)
 マカビ?マケビ?良く聞き取れなかった。
(店主)
 どうぞ、弾いてみてください。
(黒崎の心の声)
 イヤ、イヤ、イヤ、イヤ
 ムリ、ムリ、ムリ、ムリ!
※当時は1曲も弾けない状態
※でも、「合」「四」「工」と弾いてみた!
 オーッ!三線の音がする!
※当たり前だ(笑)

(店主)
どうです?
(黒崎の心の声)
 どうもこうも・・わかんね~!わかるわけねぇ~!!(汗)
(黒崎)
 あの赤っぽいのも見ていいですか?
(店主)
 どうぞ・・ユシ木です。本皮の1枚張りです。
(黒崎の心の声)
 ユシ木ってなんだ?
 あれ?裏面も張ってあるのに1枚張りってなんだ?
※両面で2枚って意味じゃないし・・・
※後日分かった強化2重張り三線
 ゲッ!150,000円?!
 ムリ、ムリ、ムリ!
(黒崎)
 やっぱり、さっきのをください。
※あらら、衝動買いしちゃった!
※値段と現物が釣り合ってるか解らないけど、ちゃんと三線の音がしてたし・・
※当たり前だって!
(店主)
 ケースはサービスしときますね。
 バチはその箱に入っているのだったらどれでも好きなのを選んでください。
 予備の弦とウマはケースのポケットに入れておきますね。
 胴巻きはどうしますか?変えることも出来ますが・・・
(黒崎)
 すみません、胴巻きって何ですか?
(店主)
 これですよ、今は龍の刺繍のヤツを巻いてますが交換も出来ますよ。
(黒崎)
 いや、これで良いです。
※太鼓のマークみたいのよりカッコいいし!
※琉球王朝の家紋だっての!

 初めての三線購入はこんな感じで、あっけないったらありゃしない!
 何がなんだか分からないうちに購入してしまいました(笑)

 次回は「三線購入後の悲劇」・・・の話です。
美ら唄倶楽部サークル会場
東京都中央区銀座1-20-14
銀座NKビル10階
(公社)全日本不動産協会中央支部内
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都営浅草線「東銀座」駅 徒歩4分
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有楽町線「銀座一丁目」駅 徒歩6分

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参加者による会費で運営
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定例サークルの開催
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沖縄民謡コンクールへの参加
新年会・忘年会・暑気払い会
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